2020.11.18 ブログ
介護士さんにオススメ!ストレス解消法
コロナや米大統領選挙で世界中が落ち着かない今日この頃、みなさまいかがお過ごしですか?
長年セラピストをやってきた私ですが、将来に向けて高齢者やそれを支える体制の不足が気になっています。
そこで、現在このような状況の中、頑張ってくれている方、特に高齢者関係の仕事をされている方に向けて、少しでも楽しくお仕事ができるようなご提案をしていきます。
介護士さん、ケアマネジャーさんのお悩みのトップは、人間関係のストレス。
その次が腰痛、肩こりなどの身体のトラブル
心と体は繋がっているので、どちらかだけでもストレスがあると結局両方に負担がかかります。
<人間関係のストレス>
全ての人間関係にも当てはまりますが、ほとんどがコミュニケーション不足によるものです。
まずは相手の話をきちんと聞けていない、あるいは聞いているそばから自分の意見が出てくる。と言ったケースが多いです。
基本的に「相手とあなたは価値観もものの見方も違う」、と言うことを念頭に置いてみてください。
私たちは現実の世界を自分の五感を通して認知していますが、その五感が自分と全く同じ人はいないのですから、今までの経験や環境などにより、価値観やものの見方が違うのは当たり前、と言うことに気づいてください。
特に高齢者の場合、人生経験が多く培ってきたものも多いので、頑固だの物わかりが悪いだのと思いがちですが、話をただ聴くだけでも相手のストレスが減ることがわかっています。ましてや普段からあまり会話をしなくなった高齢者には脳にいい刺激にもなります。
とかく厄介者扱いされがちな高齢者ですが、自分もいつか必ずその年齢になることを思えば、自分が将来どのように扱われたいか?を考えて尊重を忘れずにいれば、そこが信頼に繋がっていきます。
脳科学の分野では、先ほどの自分の五感によって現実を認識しますが、何より自分の意図することが現実を創造していくことがわかっています。お相手が未来の自分だとしたら、、、?
まずは、お相手の話をよく聞き、何が望みなのか?どのような暮らしをしたいのか?を聞き取ってからケアのシナリオを作ってみてください。
<体のトラブル>
「病は気から」とも言われるように、ストレスの多い環境では、当然身体も負担がかかってきます。特に悩みがあると、経絡と言われる気の流れが滞るために、臓器が弱ったり正常な働きができなくなったりする場合があります。
この場合は、まず「気持ちがいい」ということをやってみることをお勧めします。
お風呂にゆっくり浸かる。好きな音楽を聴く。食べたいものを食べる。自分でマッサージをする。お茶を飲む。瞑想をする。など、日常の些細なことからで大丈夫です。
むしろ小さなストレスを溜めずにいることが一番重要と言えます。
何か行き詰まりを感じた時、ずっと心に引っ掛かりがある時などは、その問題にフォーカスを向けるのではなく、じっと座って音に聞き入ってみたり、自分の呼吸を感じてみたり、体の感覚に意識を向けることで脳が休まります。
全ての問題は、思考から始まります。
思考を止めて、自分の体に注意をしてみてください。
ふとした瞬間に問題の解決方法や考え方などがふっと湧いてきたりします。
自然治癒力という力は、リラックスした時に発揮されます。
自分の体が痛かったり弱ってしまったら、何のために人をケアするのか分からなくなります。
あなたの元気が人を元気にします。
<まとめ>
いかがでしたか?
つまり、心も体も自分の人生の中でとても重要な役目を持っています。
特にケアマネさんのように、人のお世話をするようになると、ついご自身のケアを後回しにしがちですが、むしろ人の分まで自分を大切にしないと、辛くなってしまうかもですね。
けれどもし、自分ではどうしようもないと思われるなら、
マッサージやカウンセリングのプロにお任せするのもいい方法だと思います。
自分の問題を人に話すだけでも心の整理ができますよ。
またこちらでは、心と体の健康に関する情報をお伝えしていきます。